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2020/1/30

筋緊張を脳機能から理解するために必要な被殻の役割とは?

脳卒中患者さんの問題点としてよく遭遇する『筋緊張』。特に被殻出血例において、筋緊張は低下もしくは亢進するケースをみることがあると思います。 そもそも、なぜ被殻障害を受けると筋緊張の問題が生じるのでしょうか?そして、被殻が障害を受けると筋緊張は低下するのか、もしくは亢進するのか? 今回は、被殻出血例における筋緊張障害のメカニズムや機序についてまとめていきたいと思います! 筋緊張とは? まずは『筋緊張』というものが筋のどういった状態なのかについて整理していきたいと思います。 その中で、まず筋の生理学的な側面か ...

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2020/1/16

運動麻痺に関わる一次運動野を脳画像から簡単にみつける方法

脳画像を見る前に必要な基礎知識 過去の記事では、脳の構造を考える場合に大きく分けて3つの要素から、そして大脳皮質において4つの葉から分けて考えてみました。 脳構造でみる脳の3つの役割 灰白質:直接機能をもつ部位 白質:それぞれの機能をつなぐ線維 脳室:直接的な機能を有さず、栄養を送る 詳しくは以下のブログをご参照ください! 脳を4つの葉で分けた場合、 脳の4つの区分 前頭葉→中心溝を境に前方にある部分 頭頂葉→中心溝、頭頂後頭溝、シルビウス裂を境界として前頭葉・後頭葉・側頭葉と接する部分 後頭葉→頭頂後頭 ...

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2020/1/6

大脳皮質の機能に重要な2つの領野の役割

臨床場面において脳画像を見ることは非常に重要になってくるのですが、その際にまずは脳の基本的な機能を理解する必要があります。 今回はその中でも大脳皮質といわれる脳の表面(よくブロードマンエリアといわれる)の灰白質としての部分が 何をしているのか? どういった役割をもっているのか? について簡単にまとめていきたいと思います! 脳を4つの区分で考える まずは脳機能を考えた場合に脳構造を3つの役割から分けて考えていくことが重要になります。 脳構造でみる脳の3つの役割 灰白質:直接機能をもつ部位 白質:それぞれの機 ...

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2020/1/4

脳梗塞をみつけるMRI画像の特徴とポイント

過去のブログでは、 CTの見方について主にまとめてみました。 主にCTを用いる場面では、脳出血や発症初期の脳画像をみる際に用いる脳画像になります。その際に脳梗塞では、CT画像からでは中々細かな病巣部位を把握することは困難となります。CT画像からみつける脳梗塞はこちら その際に用いるのがMRI画像ですが、今回はそのMRI画像についてまずは概要的な部分からまとめていきたいと思います! MRI画像について 脳出血の場合はまずはCT画像から確認をするということで、では脳梗塞の場合は何をみるかというと、MRI画像を ...

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2020/1/11

回復期と急性期でのCT画像の違いとみるポイント!

脳画像はいつの時期のものをみるべきか? 脳卒中患者様を担当する際にどの時期の脳画像をみますか? 発症初期 1か月後 担当時 そして、どの時期まで脳画像はみるべきですか?   もちろんすべてを把握するにこしたことはありませんが、 みるべき時期は何を目的にするかによっても大きく異なると思います。   今の脳の状態を知るため リスク管理のため 予後予測をみるため 病態を把握するため などなど... 重要なことは、その脳画像から 何を紐解き、 どう臨床に活かし 何に繋げられるのか を、自分の中 ...

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2020/1/3

CT画像で見る脳梗塞の見つけ方!early CT signとは?

CT画像から脳梗塞は判断できるのか? CT画像によって脳卒中をみる場合、脳出血は出血層が高吸収域(白色)となり比較的容易に画像から脳出血を判断することが可能となります。 CT画像に関する記事   では、脳梗塞の場合はどうなのか?というと、 脳梗塞においては発症時期によっては脳画像では判断できない場合が多々あります。   しかし、実際は脳梗塞においてもCT画像からその所見を把握することが可能となるため、 今回はCT画像から脳梗塞をみるためのearly CT signについて、まとめていきたいと思います! そ ...

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2019/12/30

脳画像をみる前に知っておいて欲しい脳の機能解剖!

臨床場面で見る機会の多い脳画像ですが、実は、その脳画像を見る前に必ず知っておいて欲しいことがあります。 それは脳自体の解剖を理解することです。 そして、今回は解剖といっても、各脳のスライスレベルでの解剖ではなく、脳自体の構造を知るということについてまとめていきたいと思います。 脳の解剖を理解する 基本的に脳機能はどういったことをしているのかというと、電気信号のやり取りによって、 ポイント 必要な情報を必要な場所で受け取ったり(input) 必要な場所に届けたり(output) 場合によってはある部位で情報 ...

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2019/12/30

CT画像をみる際のポイント!

CT画像について 脳画像の種類の中で最も見る機会が多いCT画像についてまとめていきたいと思います。 このCT画像の特徴は脳梗塞にしろ、脳出血にしろ、脳卒中発症初期には必ずCT画像を取ります。   これはCTがMRIと比べると撮影時間が短く、病院搬送後に必ず撮影する画像で、まずは脳梗塞か脳出血かを瞬時に判断することができるからになります。   CT画像の特徴として最もわかりやすいのが、出血巣が白く(高吸収域)映し出されるということになります。 CT画像の特徴は、X線をあてることによって、様々な部位の透過性を ...

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2019/12/30

脳機能の評価と治療の考え方!

脳卒中患者様をみる際の注意点 脳卒中患者様において治療対象となる部位はどこにあるのか?   そして普段の臨床場面において皆様は患者様のどの部分に治療部位を決め、リハビリを行っているのか?   まず明確にしないといけないのは、 評価している部分と治療対象の部分は一緒! でないといけないということです。   それは、脳卒中という病態そのものが『脳自体の問題』となるため、 いくらベッド上で筋肉をマッサージしたり、関節運動の練習をしていても、 脳そのものに対してどういった目的で治療していくかを明確にしていかないと ...

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