最近『毎日仕事で大変そうですね』と言われて、むしろ仕事しないでなにするんだ?
コロナで自粛になり、家でゆっくりしていることがこんなにつまらないと感じてはいないのだろうか?
「仕事ができず自己実現しない毎日なんて、自粛以上につまらない」と思っている脳卒中難民0を目指す山本です。
さて、今日はコロナ後のリハビリテーションについて考えたいと思います。
コロナ後のリハビリテーション業界
コロナが来て働き方が強制的に見直され、これからはZ世代が活躍する時代へとシフトしていきます。
Z世代とは?
1990年代後半~2000年生まれのひとが「Z世代」と呼ばれています。
ちなみにこちらのZ世代の特徴は以下のように言われています!
Z世代の4タイプ
- 様子見フォロワー:価値観のばらつきが大きく、目立つ特徴のない人たち
- 人生ガチ勢:リーダー気質を持つ社交家で、伝統的価値観が強い
- ソーシャルよいこ:SNSを使いこなす。トレンドに敏感で、他人の目が気にある。
- 省エネペシミスト:人づきあいが苦手で悲観的。真面目な性格でモノにこだわりがない。
これは、今までマーケティングを握っていた老舗と言われる重鎮が鎮座できたビジネス時代は終幕し、オンラインを利用した新サービスを発案しないと生き残れない時代へと変わりつつある、ということです。 (いや、もう変わりました。)
これは、想像力さえあれば誰でも低リスクで勝てる時代になり、若い子達の時代に変わったということです。
つまりこれからのリハビリテーションは若い世代の発想によって変革していくと考えています。
(僕・・・37歳は若い世代ではない・・・)
ここで、これからの時代というとAIについて話しておいた方がいいと思うので、「リハビリ業界におけるAI」について僕の考えを簡単に伝えておきます。
リハビリ業界におけるAIの参入
ここ最近ではAIが進化することにより、世の中の今ある仕事の6割がなくなり新しく生まれ変わる可能性が高い、例えば、
- レジ打ち
- 弁護士
- 税理士
と、身近なものからみんなの憧れの仕事まで、多くの仕事が幅広く変化すると言われています。
ここで、セラピストのような人に触る仕事(国家資格)はなくならないと言われていますが、ここにも必ずAIが入ってきます。
『え、じゃあどうしたらいいの?』と思うかもしれませんが、いきなり全てがAI化するわけではないと考えています。
一番わかりやすいのが航空機ではないでしょうか。
キムタクと柴崎コウが主演を果たした【Good luck】は僕ら世代の人であれば、みんな憧れて見ていたのではないでしょうか?
僕も人の命を守り、遠く離れた目的地に運ぶパイロットになりたいと何度も思いました。
機長と副機長が乗り、目の前に広がる機器を操作し飛行機を操縦して・・・ って思っていましたが、実は今はこの操縦自体の9割以上が自動運転になってきています(車も自動運動というのが少しずつでてきていますね)。
そうです、これはAIが飛ばしています。
つまり機長は何かトラブルがあったときに対応する人へと変わってきています。
今の機長に求められる力は、もちろん緊急時に手動で飛行機を飛ばすことの能力は求められますが、日常業務は、AIを使いこなせるか?という役割へと変化しています。
ここからわかるのは、AIの導入には、
- 人力から
- AIを使いこなせる
- AIがとって変わる
というステップを踏んでいくと考えられます。
つまり、リハビリ業界の次のステップは、人力で行う人とAIを使う人(AIが使える人)に分かれると考えています。
今回のコロナでZOOMというミーティングアプリが流行り出しましたが、こういうのに興味を持ってチャレンジしていかない人は、いつかAIに使われる人材になっていきます。
我々脳外臨床研究会では、数か月前よりこのZOOMを使ってオンライン会議を実施していたので、すごくスムーズな移行ができました。
そして今ではこのZOOMを使ってセミナーも積極的に開催しています!
是非気になる方はこちらもチェックしてみてください!
話がそれてしまいましたが...
ここで一番危険になってくるのが今の30代・40代です。
ここが一番中途半端であり、これからの行動でどちらかに振り分けられる世代になります。
なので、病院セラピストを見たときに役職者にこの年代の方が多いと思いますが、その際の役職者がどのようにこういった知識を使い、行動に移せるのかが実はすごく重要になってくるんだろうなと思います!
逆に、今20代の方! これからは、あなたたちの時代が必ずきます!!
先輩の言っていることを聞くことは社会人としてとてもとても大切です。
しかし、これからの時代、上から降りてきた情報だけを鵜呑みにするといった考えは、すぐ古くなっていきます。
時代は皆様が思っている以上にすごいスピードで変化しているのです!!
これは僕自身、自費の脳卒中専門リハビリステーションを作ったり、脳外臨床研究会を運営し、ビジネス界隈に足を踏み入れてるからこそわかる部分だと思っています!
だけども、逆を言えば、あなたたちが先頭に立つため自分たちで時代を切り拓いていく先駆者になれる!これは皆様にとってもかなりチャンスだと思います!
だから日々思考することを忘れず、患者のためになる新しい発想や創造力をぜひたくさん出して、そしてどんどんそれを磨いてみてください!
脳外臨床大学校(オンラインサロン)では、そんな新しいことを生み出す活動に今後は積極的に力を入れていきたいですね!!
もちろん、僕ら世代も負けてないですが、アイディアを拝借したい気持ちは、たくさんあります(笑)
今日は、これからは周りの時代の変化を察知し、新しいことにも取り組んでいくことが大切だよって話でした。
全ては、脳卒中リハビリで悩む患者様のために!
現場からは以上です!