山本の独り言

ADLをみるために必要なことは〇〇することにあった!

脳PLUSスタッフ全員で初詣からの
脳外臨床研究会の新年会で
今年の目標と向き合ってる
脳卒中難民0を目指す山本です。

さて、今回は1/11に開催される
ADLと脳画像・食事について
の資料を作成しているので
そこから少し情報を
共有したいと思います。

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まず、食事を捉える際に考えるのは
そもそも食事とは何か?
という概念からです。

摂取の動作の一つであり、食品から栄養や生理的熱量を摂ることにより、体の成長を助ける行為である。

われわれの生活の中に現れたり、われわれがしたりする事柄

食事

食事(しょくじ)とは、栄養を摂取するために毎日習慣的に何かを食べることである。


食事の目的は
身体の成長を助けることであり
それは、毎日行われる
摂食動作である!

と言われいます。

 

病院での食事はまさにこの要素が大きいです。

ここに行為(参加)という
社会的意味を付け加えると、
食事の回数や食べ方や雰囲気など
個人の嗜好性や宗教・文化なども
含まれてきます。

今回は『食堂でご飯を食べる』
という行為のもと
動作分解していくと

大きく

  1. 起居移動
  2. 姿勢保持
  3. 食事動作

3つに分けることができます。

 

この3つのADL動作を獲得することで
患者様は食堂でご飯が食べられるし、

逆にこの3つのどれかに障害が起こると
ベッド上での食事なったり
食形態が変化したりします。

ですので、食事を見る際は
まずこの3つのポイントでみましょう。

今回は、食事をテーマにしているので
食事動作を分解していきます。

※実はADLを見る上で重要なことは、
この動作を分解することにあります!

動作を分解する必要性については
こちらもご参考にしてみてください!

食事動作は
①くちに運ぶまで

②くちに含んでから飲み込むまで
の大きく2つに分解できます。

 

くちに運ぶまでに必要なものは

  • 右手動作
  • 左手動作
  • 両手動作

の3つに分解でき、

それぞれ

  • リーチ
  • 把持
  • 操作

の3つに分解できます。

 

例えばスプーンが使えないから
一人で食事ができない人がいたとします。

これを分解すると

スプーンが使えないこと
原因ですので
くちに運ぶまでの問題です。

上肢機能の特性

  • 右手はスプーン操作
  • 左手はお椀の保持
  • 両手動作はスプーンとお椀操作の協調性

になります。

 

スプン操作とすると

  • スプーンを把持できるか?
  • スプーンをお椀と口までリーチできるか?
  • スプーンで食べ物がすくえるか?

の3点ですね。

 

把持は→手指
操作は→手指・手関節
リーチは→距離:肘 方向:肩 傾き:前腕


となります。

リーチができないのであればその原因は

リーチができない原因は?

  • 関節可動域制限
  • 運動麻痺
  • 異常筋緊張
  • 感覚障害
  • 高次脳機能障害

大きくこの5つ
どれかになると思います。

 

運動麻痺が問題であれば
4野→皮質脊髄路のどこかに
原因があるため、

  • MCA梗塞
  • 視床
  • 被殻
  • 皮質下出血

のどれかの可能性が高いです。

これにより、骨格筋が収縮しないため
リーチができずに
スプーンが操作できない。

そのため、くちに食物を運べず
食事動作に問題が起こり
食堂で一人でご飯が食べれない
ということが起こります。

ですので、運動麻痺にアプローチして
治せば食事動作が可能ととなり
しているADLが拡大するという
流れになります。

 

こうやって分解していくと、
問題点の抽出アプローチ
簡単になってきますね。

では、次は
くちに含んでから飲み込むまで
についていきたいと思うのですが
多少長くなってきたので
今日はここまでにします!(笑)

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現場からは以上です。

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