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勉強した内容が臨床で使えない理由

3月に行われる

『自分の臨床最前線』

受講生置き去りセミナーと題して

自分の本気を久しぶりに

爆発させれることに興奮している

脳卒中難民0を目指す山本です。

詳しくはコチラ

さて、今回は
勉強したことが
臨床で使えない理由について
考えたいと思います。

 

答えは簡単で
記憶形態が違うと言うことです。

 

まず、座学や読書などの目的は
新しいことを知ったり
わからないことを理解するなど
知識を蓄えることを目的としています。

 

ですので、記憶方法もインプットが多くなります。
この記憶は
言語にできる記憶です。
つまり、陳述記憶と言われます。

 

陳述記憶とは

イメージや言語として意識上に内容を想起できる、いわば言葉で説明や表すことができる記憶のことです。

 

逆に言葉では伝えることのできない記憶
非陳述記憶と言います。

 

陳述記憶には

  • 個人が経験した出来事に関する記憶』と言われるエピソード記憶
  • 言葉の意味や数式などの一般的な知識や常識などに関する記憶』と言われる意味記憶

の二つに含まれます。

 

つまり、勉強する内容は
陳述記憶の意味記憶に属するわけです。

場所は、海馬側頭葉です。

 

では臨床で使うのはどうでしょうか。


評価や治療というのは
治療技術と言われるくらい
技術と言うジャンルに含まれます。

 

では、この技術は何記憶かと言うと
非陳述記憶に含まれます。

 

非陳述記憶

  • 『技能や手続き、ノウハウ(手続き的知識)を保持する』と言われる手続き記憶
  • 『条件反射』と言われる古典的条件付け
  • 『先入観』と言われるプログラミング

の3つみになります。

特に技術は
手続き記憶と呼ばれ
皮質・基底核・小脳に含まれています。


ここからわかることは
知識が記憶される場所と
臨床の際に必要とする技術の場所は

大きく違うということです。

 

まずここから考えることは、臨床場面において
昨日、勉強したことが
臨床化(臨床に汎化)させることがどれだけ難しいかがわかると思います。

 

次に、記憶のさせ方ですが、
みなさんはどのようなことを意識して記憶させていますか?

 

単語だけでは覚えにくのは良くっていますね。
なので、よくゴロに合わせて記憶したのではないでしょうか?

 

例えば
1. 嗅神経(嗅いで)
2. 視神経(視る)
3. 動眼神経(動く)
4. 滑車神経(車)
5. 三叉神経(三つ)
6. 外転神経(外)
7. 顔面神経(顔)
8. 内耳(聴)神経(聴く)
9. 舌咽神経(舌)
10. 迷走神経(迷う)
11. 副神経(副)
12. 舌下神経(舌)

とかです。

これはなぜ、ゴロで覚えると良いのでしょうか?
それは、アウトプットしやすいからです。
ゴロに合わせて、その音をきっかけに
覚えにくい脳神経を思い出すためです。

 

つまり、記憶は
覚えることを中心とした記憶ではなく
アウトプットしやすいことを目的として記憶する必要があります。

では、アウトプットしやすい記憶方法とはどんな方法でしょうか?

 

僕たちが、記憶・技術等を

何をしているときに必要になるかというところが
ポイントです。

  • 患者に会う前?
  • 評価時?
  • 治療時?

などたくさんあると思いますが、
今回は一番ベターな話をしたいと思います。

 

一番、知識が必要なのは
評価したり
治療したりした際に
うまくいかなかった場合や
思った通りではなかった際
または、判断する場合に
記憶を使って行います。

つまり、患者様の現象を見る際に
判断基準として知識が必要となります。

  • これは麻痺?
  • これは筋緊張?
  • これは注意?

などです。

ですので、アウトプットする際は、

step
1
患者をみる

step
2
その現象を判断するための知識

step
3
知識を証明するための評価方法

step
4
評価から導き出された結果に対する治療技術

この順番で臨床では記憶を使うことが多くあり
勉強もこの順番で行う必要があります。

 

山本がいつもやっているのは、

ポイント

  1. 一人具体的な患者像を決める
  2. 一つの動作を行ってもらう
  3. 気になるところを一部分抜きだす
  4. それが何であるか?と予測を立てるための知識を文献から探す
  5. 文献から見つけが原因に対してどうのように評価すれば立証されるか考える
  6. 評価してみる
  7. 評価の結果を出す
  8. 評価結果に対して、治療方法を考える
  9. 実際治療する
  10. 治療に対しの結果を出す

 

このサイクルで、勉強をしています。

 

これであれば、目の前の患者様もよくなるし
自分の勉強にもなります。
一石二鳥です。

 

⑩項目もあるから大変と思うかもしれませんが
僕から言わせると、
何回も、何に使えるかわからない知識を
何時間もかけて勉強する方が
よっぽど大変です。

 

上記のやり方をしてみて
うまくいかない場合は
山本に教わり上手を試してみてください。

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と言うことで
今回は勉強した内容が使えないについてでした。

全ては、頑張っているあなた、

そして、脳卒中リハビリで悩む患者様のために!

現場からは以上です。

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