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脳卒中評価フローチャート作成経過!

本を読んでも、1ページで気になることが
多過ぎてすぐにノートにメモを書き始めてしまい
全くページが進まない

脳卒中難民0を目指す山本です。

 

さて、今回はどうして患者様が目的動作を達成できないの?

それを脳という観点から評価して
治療展開まで考えてしまえるフローチャート作成
ついて経過報告をしたいと思います。

フローチャートとは?

病院などでもある急変時対応の時にみるやつで、
何が起こった→次に何をして→そのあと何をして、みたいな手順がひとつの流れで書いているやつですね!

 

少し本題とは離れますが・・・
まず、なぜ脳卒中の評価において、色々な評価チャートがあるにもかかわらず
素人の山本がフローチャートを作ろうと思ったかというと...

単体の評価チャートやスクリーニングチャートは
多くあると思っています。

 

しかし...

行為という目的・目標達成(コップの水を飲みたい)を視野に入れ、

脳を階層性に評価・治療するチャートが

ないことに気づきました。

 

何が言いたいかというと
この病気何かな〜と思った時に、この病気です!

というチャートはあるけど...


脳卒中です!ってなった時に...

脳を順番に評価していって、
どこで運動するための配線が切れてますか?

そこではどんな症状が起こるので、

その有無をチェックしてください?

みたいなものが欲しいということです。

 

特に臨床がスタートした1年目〜3年目の人は
何を評価していいか分からなくないですか?

 

なので、脳卒中機能評価法(SIAS)を当たり前のように
とったりするわけですが、


脳卒中になるといろんな障害が起こるから
一つだけみてたら、他の障害を見落とします...

 

なので多面的な機能障害を見落としなく評価できるようにしよう!
という障害把握の観点で
障害を見つける評価を、してしまいます。

つまり問題点を見つけ出す(あぶり出す)評価の方法ですね!

 

決して、これが悪いといってるわけではないです。

でもこれでは、どの順番でリハビリしていいか?
この優先順位が分からなくなるというポイントを理解して

使う必要性があります。

 

まあ前置きは
このくらいにしておいて、
本題にいきたいと思います。

 

僕が臨床中にどんなことを考えて評価をするかというと
大きく分けると

ポイント

input → 処理 → output

この3段階から分けることができます。

  • input:情報を受け取ること
  • 処理:それを処理して必要な形に加工すること
  • output:加工されたものをもとに運動すること

という段階です。

 

もう少しこれを細くすると8段階に分けています。

  1. 一人で生きれるか
  2. 情報を処理するだけの脳の働きがあるか?
  3. 四肢からの情報が脳に届くか
  4. それを知覚できるか
  5. 情報をもとに判断できるか
  6. 行動するにあたりプランが立てれるか
  7. 運動の準備ができるか
  8. 運動(骨格筋の収縮)ができるか

この8つが重要になってきます。

まずは、1.は低次脳といい

呼吸や循環など人として
生きていく機能が残存しているか
ということです。

 

2.は意識です。

いくら情報を入れても
脳という処理する部分が壊れていては
加工することができません。

3.は感覚です。

目的を達成するためには
動く必要があります。


発声することも、手足を動かすことも
まずが、自分の体や外界がどのような状態か
理解できないと運動をしても
目的を達成することができません。

 

4.は知覚です。

感覚情報は単なる機械的受容器の発火です。
味覚は、化学受容器ですね。

これでは、何か理解することができないので
理解するための処理が必要となります。


4.からが本格的な
処理の段階だと考えています。

 

5.は認知(高次脳機能)です。

重いや熱いなどの知覚情報だけではこの後
どうするべきか明確になりません。

そのためには認知活動すなわち判断が必要となります。

 

6.は決断抑制です。


脳の基本的な役割は抑制です。


つまり、運動しないことが基本です。
ここでは何を抑制し何を決断後、
運動に転換されるか?


という前頭葉の機能を評価しています。

 

7.はプログラムです。


決まった運動には手順と方法が必要となります。

 

8.は、実行系になります。

最終どれだけ良い計画やアイディアも
行動しなければ成果が出ません。


運動もまた、筋肉を動かさなければ何も起こりません。
ここでは筋活動を起こすことを評価します。

 

このように、
脳の流れから
評価を展開しています。


1から順番に評価し、
止まったところで障害が起こっています。


これは全て流れ作業ですので
どこかで止まると
その後全てに問題が起こってきます。


ですので止まっている(動かないでいる)ところの評価
それに伴う二次的障害なのかを
(みなさんがいう予後予測の判断基準)
判断するには最適であると思います。

 

ちなみに、僕はこれに脳の機能をくっつけていますので
どこの脳が障害されると
どこの数字で問題が起こるのか?が分かります。

是非一度みなさんも
この順番で評価してみてください。

評価の内容と脳の関連については
また後日お伝えします。

 

現場からは以上です。

全ては、脳卒中リハビリで悩む
患者様のために!

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