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脳卒中:代償動作による肩関節周囲の疼痛を考える

本日も「臨床BATON」にお越しいただきありがとうございます!
359日目を担当します、ミッキーです。

気温も下がってきて少しずつ冬に近づいてくる気配がしますね。
僕自身は冬になって空気が乾燥してくると咳が多くなり大変です。
のどが弱いのでしょうかね💦

昨年の12月から今年2月の間、ずっと咳が出て、新型コロナを疑われるわ(PCR検査を受けたら陰性だったので一安心)、リハビリの最中に席を外して外まで咳をしに行くわで大変でした。今年はないようにしたい(祈)
皆さん、気温低下、乾燥による体調変化にはくれぐれも気を付けて下さいね。

▢はじめに

本題に入ります。
僕は生活期、脳外科の診察もあるクリニックで働いています。
そのため、脳卒中を発症し、急性期・回復期リハビリテーションを経て自宅から外来、デイケアで通ってこられる脳卒中の患者様をみる機会が多くあります。

そうした患者様からは「肩や首が痛い、こる」といった症状を多く聞くことがあります(BRS 3~5の運動麻痺や痙性の症状のある患者様に多い印象です)。
なかなか改善できず、今も悩むことは多くあります。

そのなかで自分が調べたことや対処方法を共有させていただきます。

亜脱臼による疼痛や炎症による疼痛など運動器由来の疼痛についてはこの記事では扱わないのでご了承ください。

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