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神経から考える腰痛の評価

皆さんおはようございます🌞

本日も臨床BATONにお越しいただきありがとうございます。

第292日目を担当するのは、脳神経外科病院で理学療法士として勤務しているシミーです👏

前回は「マインド」についての内容となりました。
「著書『教えないスキル ビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術』から考える臨床」でした。
気になるよ!という方は下記のリンクより覗いてみてください!


本日のテーマは『神経から考える腰痛評価』についてです。
理学療法士の方なら必ず一度は腰痛の評価をしたことがあると思います。
整形外科以外の分野でも腰痛を訴えられる方は多いです。
私も脳神経外科病院ですが、「腰が痛くて・・・」という患者様は意外といます。

腰痛を評価していくときに、「何をみたらいいの?」「VASだけじゃわからない」「原因追求がうまくできない」という悩みはないでしょうか?
今回はそういった悩みを解決することにつながる内容となっています!


○痛みについて

痛みは、実質的または潜在的な組織損傷に伴う、あるいは組織損傷を表現する言葉を使って述べられる不快な感覚・情動体験である。

Pain (1979) : An unpleasant sensory and emotional experience associated with actual or potential tissue damage, or describedin terms of such damage.

上記より、痛みは組織の損傷を示す生態警告系として重要である一方、組織損傷を伴わない痛みもあります。

分類すると痛みは以下の3つになります。

今回は3つの中の侵害受容性疼痛を考えていきます。


○痛みを感じるメカニズム

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