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半側空間無視の病巣と脳画像

臨床BATONをご覧いただきありがとうございます!理学療法士の駿太と申します!178日目を担当します!

前回のブログでは半側空間無視のメカニズムについて記載しました。今回の内容と関連していることも多いので、ご興味のある方は、こちらをご覧下さい。

https://note.com/nougeblog/n/n4b0f8dac708a

今回も前回に引き続き、半側空間無視について記載したいと思います。

皆様は半側空間無視が、脳のどの部位で障害が生じるかご存じでしょうか?また、CTやMRI画像を確認し、その障害部位を把握されているでしょうか?

脳の状況を画像上で確認し、運動麻痺や高次脳機能障害が生じる要因を特定することは評価や治療、予後予測を行う上で必要です。ですので、今回は半側空間無視に焦点を当てて、病巣や脳画像上で確認すべきポイントについて触れたいと思います。


◆半側空間無視の病巣


早速ですが、今回の内容で最も大事な半側空間無視の病巣について記載していきます。

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